WHR-G54SにFONファームを入れる

あらかじめ、お約束の呪文を
一連の操作を試す場合は必ず自己責任で行ってください。
もし起動不能になるなどの損害を被ったとしても私は責任をもてません。




とはいえ実際は難しい作業をする必要はナシ。
ほとんどはDD-WRT公式wiki内にある書き換え手順と同じものです。
WindowsXPが入ったPCのネットワークアダプタ設定と簡単なDOSコマンドが使えたら
苦もなくインストールすることができるでしょう。


必要なものは
WinXPが入ったPC
・WHR-G54S
・LANケーブル
FONファームウェア(FONbasic-BUFFALO-0.6.6.trx)
自分の場合は
富士通のノートPC(NB55H)と
タダで入手したジャンク品のWHR-G54S
1mのストレートLANケーブル
ここから入手したFONファーム
を使いました。





それでは操作手順です。


  1. インストールに使うWinXPなPC上にWHR-G54S用のFONファームをダウンロードしておく

  2. リセットボタンを押すなどして、WHR-G54Sの設定を初期化

  3. 初期化が終わったらWHR-G54Sの電源コネクタを抜いておく

  4. WHR-G54SとPCのLANポート同士を接続

  5. PCのIPアドレスを192.168.11.2、ネットマスク255.255.255.0に設定

  6. コマンドプロンプトを起動し、FONファームが保存されているディレクトリへ移動

  7. tftp -i 192.168.11.1 PUT ≪FONファームのファイル名≫

    とタイプする

    例)tftp -i 192.168.11.1 PUT FONbasic-BUFFALO-0.6.6.trx

    **注意** まだこの時点ではEnterキーを押して入力しない!

  8. WHR-G54Sの電源コネクタを接続、

    PCとのリンクが確立されたら即座にEnterキーを押して転送を開始


  9. Transfer successful: ******* bytes in * seconds, ****** bytes/s

    のような表示が出てきたらインストール成功

    タイムアウトになったら失敗。ルータの電源を抜いて7.からやり直し)

    そのまま数分間様子をみながら、BRIDGE/DIAGランプが消えるまで絶対に

    電源を切らないこと。

以上、これだけで終わりです。
この後ネットワークアダプタの設定を自動取得にして、
http://192.168.10.1/
へアクセスすることによりFONの設定画面に入ることができるはずです。




あと一度FONファームを入れたWHR-G54Sは
元のファームへ戻すには少し面倒ですのでご注意を。